京後藤の研究が入荷いたしました

京後藤の研究京後藤とは、以前は脇後藤とも呼ばれており、後藤本家の作品より一格下にみられていたが、在銘品には本家に見紛う作品も多く見受けられる。それは京後藤は本家の次男、三男などが別家を創設し、本家のよき協力者として活躍し、力量を充分兼ね備えた名工たちが多かったからである。後藤家は、装剣金工の宗家として栄えた家柄である。この家の作は格式と伝統を重んじ、江戸時代には主として将軍家や大名の御用をつとめており、家彫りの名で呼ばれている。これに対して一般の需に応じたものは町彫と呼んでいる。

本書は十五家の系図と参考資料及び各家の作品を豊富に収載し、それらを一点ずつ解説してある。

作品が生き生きとして見える脇後藤改め京後藤の研究と鑑賞本。

オンラインストアはこちら

 


よろしければシェアお願いします

2023年8月に投稿した長島書店オンラインストアの記事一覧

PAGE TOP