武道練習(合気道)が入荷です
植芝守高(盛平)/著 Larry E.Bieri, Seiko M.Bieri/英訳 昭和53年 港リサーチ/発行
こんにちの合気道は、植芝盛平〔1883-1969〕が合気武術、合気武道の名で指導してきたものを、1942年みずから合気道と改称したのが始まりである。もともとは古流柔術の一流派である大東流合気柔術を源流とし、〈合気〉の名を用いる日本武術のこと。伝えられるところによれば、大東流は源氏の新羅三郎義光を始祖とし、甲斐の武田家で伝承された。
合気道に対する各界の関心は社会的に定着し、日本だけでなく世界各国にその裾野を拡げつつある。合気道の中に生きている道理を実践する事は、人間らしさがあふれた豊かな社会造りに通じ、更に人類の繁栄をもたらすものである。開祖盛平翁の道念が世界的に理解され、鍛錬の道程を教示した復版書。