お知らせ『新井白石 東雅』全2冊揃い の入荷

杉本つとむ編著 1994年 早稲田大学出版部 

新井白石は江戸時代の朱子学者だ。

幼い頃から利発な人物として知られた白石だが、仕える君主に恵まれず、浪人の憂き目にあうこともあった。

そのような環境にも屈せず儒学の教えを独学していた白石だが、木下順庵の門下となり、その推挙で甲府徳川家に仕官したことで栄達の道を歩むこととなる。

藩主であった徳川綱豊が徳川家宣として将軍になると、白石も重用され、幕府の政治に深く関わるようになった。

政治家や朱子学者として有名な新井白石だが、歴史・言語・文学など様々な分野の著作を残している。本書「東雅」は、「和名類聚抄」という辞書の解釈書だ。

言語史研究者として著名な杉本つとむ氏の編著だから、安心して使用できる書籍だろう。

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新井白石 東雅


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