最新入荷 マキァヴェッリ全集 補巻共全7冊揃い
筑摩書房 1988年刊
ニッコロ・マキァヴェッリは、イタリアのルネサンス期に活躍した政治思想家・外交官です。
早くから内政や外交に携わる職に就き、また軍の顧問に就任するなど、実務的な経験を重ねました。そのような経験の中で、外国との交渉にあたることも多かったそうです。
実務家として活躍していたマキァヴェッリですが、政権への反乱に加わったという疑いで、逮捕監禁されてしまいます。
大赦によって釈放されることができたマキァヴェッリは、この事件により壮年にして隠遁生活を余儀なくされてしまいます。
隠遁中は、昼は農業などに勤しみ、夜は執筆活動に精を出すという生活を送ったようです。この時期に、代表作である「君主論」をはじめ、さまざまな作品を執筆しました。
本全集は、そんなマキァヴェッリの作品を集めた全集です。この本でしか読むことのできない作品も掲載されています。マキァヴェッリや政治学に関心のある方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。